いきなりですがパパさん方、育児に参加していますか?
最近は公園に行ってもパパさん方をたくさん見るようになり、昔と比べ子供たちと遊んでいる人がいて心温まる光景が見れますね。
よく「お宅の旦那は育児に参加してくれてる?」などをママさんの会話の中に出てできますよね。
「ママさんは参加してる?」などは全く聞かれないのに、パパのことはしてない前提で聞かれるってなんか寂しいですよね。
イクメンという言葉も少し不思議で育児に参加していることを指すのですが、私はパパが育児に関わらない選択肢はないと思っています。
ママとパパ、二人の間に授かった命です。ママが育児を担当するとは決まっていません。
様々な家庭事情や育児方針があると思います。しかし、パパが育児に参加するメリットはしっかりあります。ではどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
子供へのメリット
価値観が広がる
ママだけが子育てを行うのとパパも子育てに参加するのとでは断然違ってきます。
子供はママの言うことだけ聞くというのはよくありますよね。
すると子供はママの価値観、考え方や言動だけに強く影響されます。
パパが子育てに参加することにより、ママとは違う価値観が生まれます。
例えばママは「この花綺麗だね。」と言います。
パパは「この花小さいね。まだ大きくなるかな。」と言います。
一つの花に対して違う意見が出てきます。
子供は花が綺麗でまだ大きくなるんだ。と価値観が広がります。
社会性が向上する
家族の中ではパパとママが居て、自分がいるという認識になります。集団で生活をし、それぞれに役割があり、パパは仕事をしている社会人としての在り方を示すことができます。
またパパが人との関わりやルールを教え、ダメなことは叱り、出来たことは褒めてあげることで子供の社会性が格段と向上します。
運動機能が向上する
パパが子供と遊ぶ時はかけっこをしたり鬼ごっこをしたりボールを使ったりと体を使った遊びが多いため、体力や活動量が上がります。適度な運動ができるため身体が発達し、免疫力も上がります。
私の経験上ですが、4,5歳になるとダイナミックな遊びを要求され、逆にパパの筋力がつきます。ぜひママには出来ない体を使った遊びをしてみてください。
学習能力が高くなる
これは海外の研究結果ですが、幼少期にパパと多くの時間を一緒に過ごした子供はIQが高くなる傾向があるそうです。また絵本の読みきかせや積極的なコミュニケーションを取ることにより、言語能力の発達にも差がでると言われています。
非行防止につながる
上記をまとめる形になりますが、価値観や社会性が築かれパパとのコミュニケーションをとると自尊心が高まります。すると自分は愛されていることを自覚し、うつや不安症になりにくくなり、また他人との関わりを持つことができ、相手を思いやることもできるようになります。
ママへのメリット
育児負担とストレスの軽減
ワンオペ育児という言葉があります。育児・家事を1人で担うワンオペレーションということです。
ママ一人で行うとはっきり言って育児を楽しむより、しんどいが勝ってしまってストレスが溜まってしまいます。俗にいう育児ノイローゼになってしまう可能性があります。
しかしパパが参加することにより、ワンオペ育児からチーム育児になり、ママの負担が軽減できます。
健康的に心身のストレスも軽減でき、育児を楽しみながら行うことに繋がるのです。
就労が継続できる
近年では共働きがスタンダードになっています。上記にも記載しましたが、ママのワンオペ育児で仕事を継続するのは大変困難です。チーム育児により、パパがお迎えに行ったり、お風呂を入れたり、寝かしつけたりすることにより、ママは安心して仕事を続けることができます。
夫婦の満足度が向上
ママの苦労を理解し、パパが育児・家事に参加することによりママの満足度は向上します。特に乳幼児期は育児・家事の絶対量が増えるためパパの協力は不可欠です。互いに協力することにより夫婦間でのコミュニケーションが増え夫婦満足度が向上します。なにより子供はパパとママが仲良くしている姿を見るのが大好きです。両親の関係性が最良のモデルになるでしょう。
パパへのメリット
見分が広がる
パパ育児でメリットを最も享受できるのはパパ自身です。育児を行うことにより、視野が広がり世の中の見方が違ってきます。社会的関心も高まり、街を歩いていても妊婦さんやベビーカーなどに目がいくようになります。また買い物などに行くとベビー服やベビー用品にも関心がいくようになります。
子供や女性への接し方も変わってくるでしょう。
職場での関心が変わる
仕事に対してのモチベーションが上がります。家族ができたことにより、しっかり働き家族を養うという責任感が芽生えてきます。また育児中の同僚などへの理解が深まり、子供の発熱などによる同僚の急な休みでも理解することができます。自分が急な休みを取ると同僚に感謝する気持ちが強くなります。
同じ育児中の同僚との会話では必ず子供の話が出て、職場での人間関係も良くなります。
子供からの愛情を感じる
きっとこれが最大のメリットでしょう。
育児に参加すると自然に子供と過ごす時間が長くなります。すると子供もしっかりとパパへの愛情は形成され、頼られるようになります。「パパ大好きだよ。」と言われるだけで何よりも幸せな気分になります。これに勝るものはない!
まとめ
いろいろと述べてきましたが、まとめると以上のことになります。
パパが育児に参加することはメリットばかりで
子供の成長が著しく向上し、ママの負担が減り夫婦仲がよくなります。
パパの視野は広がり、子供からの愛情を受けることができます。
これは育児に参加しない選択肢はないと思います。
と、いうことでした。
ぜひパパさん方も育児に参加し楽しい育児ライフをお過ごしください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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