みなさん男性看護師に対してどのようなイメージがありますか?
男性に看護してもらうのには抵抗がある。女性看護師にモテそう。
介護や力を使う仕事には向いてそう。精神科にいてくれたら安心する。
職場では肩身が狭そう。下心があって看護師になったんじゃないの?
など良いイメージと良くないイメージが混合します。
ほぼ合っていますが、はっきり言ってモテる要素はありません。
よく友達に看護師を紹介してほしいなど言われますが、紹介できる看護師なんていません。
なぜ紹介できないか?それはまた別の機会にお話ししましょう。
私は結婚して9年、パパになって8年になります。
ちなみに私の奥さんも看護師ですが同じ病院で出会ったわけではありません。
とりあえず私の話はおいといて。
もし男性看護師と結婚し子供が産まれたら、どのようなメリットとデメリットがあるのか解説します。
看護師の彼氏や婚約している方、はたまた結婚している方がいたら参考に読んでください。
※あくまで個人の見解と経験を元にしています。
看護師パパのメリット
男性看護師は看護師全体の10%にも満たしません。10人に1人いるかいないかです。
病院にもよりますが各病棟に1~3人程度です。そんな彼をゲットしたあたなはラッキーかも(*’ω’*)
基本的に性格が優しい
何はともあれ看護師を目指す男性は基本的に優しい方が多いです。私の大学時代は同期120人中、男性は20人弱でした。肩身が狭い分、男性はみんな仲良かったですし性格もみんな優しかったです。
また女性が多い職場なので周りに気を使うこともできます。これは自分を守るためでもありますが。
頼み事もなんのその、NOと言うことは早々ないです。
患者さんからしても男性看護師の方が話しやすかったり、頼んだことはよく聞いてくれるなどの意見が多いです。
そんな男性看護師がパパになったら、子供に対しても優しく接し理解しようと努力するはずです。
収入が安定している
看護師は収入が安定しているため浪費家でない限り、金銭面で困ることはありません。
厚生労働省の令和2年賃金構造基本統計調査によると男性看護師の給与平均は349.300円だそうです。
(私はそこまでもらってませんけど(゚Д゚;)‼)
これは配属先や夜勤・当直など各手当などの勤務形態にもよります。
若くから結婚し子供を授かっても安定して生活ができると思います。
職に困ることが少ない
看護師という職業ではどこの病院も不足がちであり、また男性は希少な存在で男手が必要な職場では求められることが多いです。そのため、引っ越しや家族のための転職もしやすく仕事探しに困ることが少ないです。
職場は病院だけでなく、訪問看護師(自宅で療養している方のもとに看護師が訪問しケアを行う職種)や産業看護師(一般企業で働く看護師のこと)やフィールドナース(医療機器メーカーなどに勤務し、製品の営業やサービスのサポートを行う職種)などあり、活躍の場はかなり広範囲です。
ママの身体の変化に気づく
看護師は観察が得意な仕事です。むしろ観察ができきないと仕事になりません。
ちょっとした変化や異変に気付けてこそなのでママの変化にも気づくことが多いです。
妊娠をすると母体の生理的変化がおきます。つわり症状が出たり、排尿回数が増えたり、ホルモンバランスが変化したりとママの身体は大忙しな状態です。そんな際でも看護師であるパパなら一般男性と違い理解があり適切なケアや介護も可能なため、きっと出産の力になってくれるでしょう。
子供の成長を理解できる
子供が産まれ新生児、乳児、幼児と段階的に成長しますが看護師であるパパは知識があるため各成長段階に適応できる能力があります。子供の検診に行っても先生の話も理解でき状態を説明することもできます。
遊びに関しても成長段階に合わせて構築することができます。(各成長段階の遊びはまた記事にします。)
汚物に抵抗がない
一般男性のパパの苦手分野であるオムツ交換、周りのパパさんも不得意という声が多数聞かれます。
しかし看護師であるパパならオムツ交換なんで日常茶飯事であるため素早く交換が可能です。なんなら軟膏まで塗れますよ。少々、おしっこや便が手についても気にしません。
お風呂も何の抵抗もなく全身を洗うことが出来ます。なんならお風呂上りはクリームも塗りますよ。
子供の病気・怪我に対処できる
実際、自分の子供が病気にかかるとさすがの看護師パパでもあせることはあります。しかし、冷静に状態を把握し対応することも可能です。看護師パパならではですが大変心強いことです。
小児科に連れていき的確な病状を説明することもできます。
(ママからしたら、こんな状態なのに何で冷静でいられるのとお叱りを受けるかもしれません。)
その後も自宅では看病もできます。
どうですか?男性看護師は意外と女性から人気はないですが、パパになると出来ることはたくさんありメリットも多いです。また希少な存在でもあるため、かなりおススメだと思います。
良いことばかり言うのもあれなのでここからはデメリットを解説します。
看護師パパのデメリット
メリットはたくさんありましたが、意外なデメリットもあります。
しっかり理解してもらいたいことでもあります。
それではいってみましょう。
給料が上がらない
これは看護師をしているみんなの悩みです。昇給が本当に微々たるもの。
収入は安定しているんですが、一般男性がキャリアアップしどんどん収入が上がる一方で看護師が管理職になっても少しの手当しかもらえません。労働内容と給与が見合ってないです。
看護師パパ代表として謝ります。本当にすいません。
残業が多く帰りが遅い
病院で働いていると定時前に入院や急変があるため、状態にもよりますが処置が終わるまで帰ることが出来ません。どの職業も同じですが看護師は雑務も多いため定時に帰れることが少ないと思います。
こればかりは仕方ないので、事前に帰れないことがあることをご理解していただくとありがたいです。
土日や祝日、お盆に年末年始など関係ない
知っての通り病院は365日フル稼働しています。他の職種と休みが合うことが中々ないのが現状です。
休みの日に子供と遊べないのは看護師パパも心苦しいです。
またお盆や年末年始に連休を取ることも難しいため帰省や旅行も短い期間になってしまいます。
夜勤があるため夜にいない
男性看護師は余程のことが無い限り夜勤があります。夜に一家の大黒柱が居ないのは不安だと思います。(逆にいない方がいいとは言わないで…。)
そのため夜間に子供の状態が悪くなったときに対応できないことがマイナスです。
職場は女性だらけで心配
目移りなんて事はないです。絶対にないです。はい。
看護師は女性の職場のため、男性は医師やリハビリなどコメディカルの方々しかいません。
コロナの影響で今はあまりありませんが、歓迎会や送別会など飲み会もあるため心配になるかもしれませんが男性看護師は異性として見られていません。
またそこまでモテないので心配はいらないと思います。
まとめ
女性看護師は男性の好きな女性の職業では毎回上位に入っている一方で、男性看護師は世間一般では人気がありません。しかし、パパであるメリットは十分にあります。
まとめると
といったところでしょうか。
どうですか?意外と男性看護師はおススメですよ。
女性看護師は不動の人気ですけど、もう少し男性看護師にもスポットが当たってもいいと思います。
ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
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